仕事にやりがい、感じてますか?満員電車に揺られ、眠れない都会人

仕事はたくさんあって、それは日本でも外国でも代わりません。本来やりがいのある仕事が、日本ではやりがいのない仕事になってしまうのは何故でしょう?

睡眠時間と日々のストレス

職場そのものの環境に原因があるというのももちろんあるでしょうが、それは会社毎に様々であり、これといういうことはできません。

しかし、日本特有の現象とも言えるマイナス要因が統計から明らかになっています。人間であれば必ず大きな苦痛となるのが、睡眠不足と日々のストレスなのです。

睡眠時間は7-8時間が脳には最適で、多すぎても少すぎても良くないと言われます。

最適な睡眠時間は人によって異なり、仕事のパフォーマンスが高い人は8時間以上眠っていると言う統計もあるほどで、どれくらい寝るのが正しいとはいえません。ただ、少すぎることでパフォーマンスが落ちるのは間違いありません。睡眠が少ないと、集中力が切れやすくなり、ストレス耐性も下がります。これはそのまま仕事に対する苦痛に代わり、仕事を辛いものにしてしまう原因なのです。

都会の満員電車も日本では非常に大きな社会問題となっています。

眠い目を擦り、ぼーっとする頭を叩きながら、隣の人と肩をぶつけ合い、後ろの人と背中で押し合う満員電車に乗り込まなければいけない朝を迎えると言うのは、控えめに行っても最悪です。遅くまで仕事をして、疲れた身体で帰宅ラッシュの混雑に揉まれながら明日の仕事のことを考える毎日。そんな生活を送ってまで、その仕事を続けられるほどその仕事は本当にやりがいのあるものなのか、誰でも一度は考えるでしょう。

もし毎日の始まりが爽快な目覚めと快適な通勤時間に変わったら?
それだけで、同じその仕事のやりがいも少しは変わってくるかも知れません。

仕事でやりがいを得るには?

転職してやりがいのある仕事を見つけられれば良いのですが、そう簡単ではありません。相応のリスクを覚悟しなくてはいけません。もしかすると、今より状況が悪化するかもしれないのです。

日々の生活で辛うじて出来ることといえば、時間をずらして満員電車を避けたり、会社の近くに引っ越してみたり、少しだけ早く家に帰ったり・・・そのくらいでしか無いでしょう。

でも、本当に簡単に出来るのは、今の仕事にやりがいを見つけることかもしれません。

給料は変わらないでしょうが、自分の仕事が人々の生活にどう関わっているのかを考えてみると仕事に興味を持てるかもしれませんし、会社に貢献できていることが分かれば達成感も湧くかもしれません。いつも怒っている上司に褒められる様に頑張ってみるのも一つの手でしょう。毎日同じような仕事でも、少し工夫すれば自分が成長するきっかけになるはずです。

仕事にやりがい、感じてますか?