『Uボートでもオリョクルがしたい!』(艦これ×サイレントハンター)第三回出撃 ひとりスエズ運河進攻作戦 中編

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1943年10月17日。
紅海に向けてさらなる進撃を続けるU-198の前に船団が現れました。
時刻は真夜中、輸送船2、タンカー1の船団で、護衛の駆逐艦も軽巡洋艦もなし。カモです。
弾薬にはまだ余裕があったので、問題なく全滅。気を抜かず先を急ぎます。

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翌日にはアラビア海側からやってくる船団が接近してきました。
艦のちょうど後方から近づいてきます。今後の行動を考えると、そろそろ弾薬を節約したいところ。
船団の全滅は諦めて、できるだけ少ない魚雷で沈みそうな船を選んで雷撃を仕掛けます。

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一発の魚雷で一隻撃沈。まずまずです。
あとは潜って立ち去るだけ。残りの輸送船は抵抗もなく散り散りに逃げていくので、立ち去るのは簡単です。


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道中でさらにT3タンカーを撃沈し、無事紅海へと侵入。
点々と連なる赤い撃沈マークでだいたいのルートがわかります。

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スエズ運河の入り口までたどり着いても、最後の関門スエズ港があります。
地中海からの出入り口という要所に配されたこの港が運河の防衛拠点として機能していることは明白。湾岸周辺の警備だけでなく、港湾に停泊している艦船もあるかもしれません。
目標は目の前ですが、ここにきて油断すればあっという間に沈んでしまいます。

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伊401:「ゴーヤちゃん、ソナーに反応だよ! 船2隻!」
伊58:「しおいちゃん、シーッ。ソナーに聞こえちゃうかもしれないから静かに」
伊401:「え!? 聞こえないよゴーヤちゃん!! どーしたの!?」
伊58:「静かにするんでち! ソナーに聞こえたら大変だから、静かにするの!」
伊401:「あ、そーだった。ごめんなさーい!」

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伊58:「何か小さい船がいるんだけど、波が高くってよく見えないでち」

伊401:「またまた私の出番だね。ミニ晴嵐さんで空から見れば、どんな船かまるわかりなんだから。それっ、はっしーん」
伊58:「ねえしおいちゃん、U-198さんは潜っててゴーヤ達は海の中なんだけど、どうやって飛行機飛ばすの?」
伊401:「え? なにー? 波の音で聞こえなーい!」
伊58:「海の中からどうやって飛行機」
伊401:「あ! ミニ晴嵐さんから通信だよ! 今敵船上空だって! どんどん写真撮るって!」
伊58:「うみ」
伊401:「ああー! ゴーヤちゃん何か聞こえない!? アクティブソナーの音がするよ! たいへんたいへん! 静かにしてないと危ないよ! ね!?」
伊58:「…………イムヤちゃんたすけて」

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この小さな船の正体はPTボート。PTとはPatrol Torpedoの略で、つまり魚雷搭載のパトロール艇というぐらいの意味。第二次世界大戦中アメリカ海軍が量産した高速魚雷艇です。

魚雷艇とは名前の通り魚雷で武装した小型舟艇のことで、アメリカが開発したこのPTボートは主に東南アジアや太平洋の島々の防衛を主眼に置いて設計されました。

木製の軽い船体に航空機用のエンジンを搭載し、最高速力は40ノットを誇りました。

主にハワイ、パナマ運河、そしてフィリピンに配備され、このうちフィリピン所属のものは開戦初期の日本軍によるフィリピン侵攻の際に奮闘。それ以降も南方の島々で活動する日本軍の補給隊への攻撃などで、戦争全体を通して存在感を示し続けたのです。

駆逐艦を使った鼠輸送は有名ですが、南方の島々では他に大発動艇などの小型舟艇を使った輸送も行われていました。「蟻輸送」と呼ばれたこの輸送作戦に出動した舟艇はPTボートの襲撃で大きな被害を受け、日本軍はこれに対抗するべく大発に武装を施すなどの対策を講じたといいます。

艦これでもいずれ上陸作戦の折など、航空戦の代わりに武装した小型舟艇を展開しての水上戦が繰り広げられたりするのでしょうか。

あきつ丸 航空戦カット

またこのPTボートは有名人と縁のある船で、開戦初期に日本軍がフィリピンを占領した際、ダグラス・マッカーサーが撤退時に使用していました。さらには後にアメリカ合衆国大統領となるジョン・F・ケネディが太平洋戦争従軍時にPTボートの指揮を執り、日本の駆逐艦「天霧」に撃沈されて命からがらの生還劇を演じたことも有名なエピソードです。

艦これで有名人と縁の深い艦といえば、聯合艦隊司令長官山本五十六や第二航空戦隊司令官山口多聞が艦長を歴任した軽巡洋艦、五十鈴がいますが、まかり間違って彼女が艦娘となったPTボートと出会ってしまうようなことがあれば、スーパーストリート第二次世界大戦(自慢合戦)が勃発してしまうのでしょうか。

スーパー著名人ファイター