『Uボートでもオリョクルがしたい!』(艦これ×サイレントハンター)第四回出撃 ひとり01号作戦 後編

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任務終了でゆるんだ気分に緊張感を思い出させるかのような任務部隊との遭遇でしたが、ともかく戦闘はなく、再び平和な帰り道。

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ティモール島のディリ港に寄り道をします。補給はできない上港は空っぽなのですが、味方の港であることに変わりはありません。なんとなく、安全圏まで戻ってきた実感がありますね。


ディリの港は後方はるか、母港スラバヤまでもうわずかというところで、聴音機が音を拾います。潜望鏡を伸ばして見ると、どうも大きい艦のよう。

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追跡すること一昼夜。途中から嵐に飛び込んで、視界の利かない中を探し続け、ようやく目視で確認できました。

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大型艦の正体はドイッチュラント級装甲艦。後に重巡洋艦に改められる艦種ですが、搭載する三連装砲の火力は巡洋艦の枠におさまらず、さらに速力と航続距離も高水準にまとまったもので、ポケット戦艦という呼称で呼ばれていました。
艦隊決戦よりも通商破壊戦を念頭に置いたこの艦種は目的にかなった十分な戦闘力を発揮し、第二次世界大戦初期にはイギリスの海上交通路攻撃に大活躍したのです。

艦橋の形を見るに、アドミラル・ヒッパーかアドミラル・グラーフ・シュペーのどちらか。しかしアドミラル・ヒッパーは遠く欧州の海を駆けめぐり、グラーフ・シュペーに至っては1939年冬、クリスマスの直前に沈没しています。
そんな艦が単騎でこんな遠くの海へ。どんなトリックを使ったのでしょう。

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伊58:「でっかいでち……。戦艦なの? 巡洋艦?」
伊8:「ポケット戦艦って聞いたことあるよ。あ、でも今は重巡洋艦なんだって」
伊58:「戦艦……なのに巡洋艦……? どっちなの? 一体何者なの?」
伊8:「足が速くて砲が大きい、金剛さんみたいなものね」
伊58:「……なるほどぉ!」

ここから2日間の末、1944年2月24日、母港スラバヤに帰投。
戦果は商船3隻撃沈。撃沈トン数34011トン。

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伊58:「ねえ、次の出撃はいつ?」
伊8:「しばらくないって聞いたよ。いつになるかはまだわかんないみたい。……修理にそんな時間かかるかなあ?」
伊58:「ふーん。そういえば、見かけない艦娘に会ったよ。日焼けした子。潜水艦かなあ、水着着てた」
伊8:「しおいちゃんじゃないの?」
伊58:「別のヒトだったよ。髪の色が違ってたでち」
伊8:「じゃあ誰なんだろうね。新しい子が来たのかな」

【第5回出撃に続く】

次回予告

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伊8:「ねえゴーヤちゃん、なんかチラシが届いてたよ」
伊58:「それよりU-198さんの姿が見えないんでち。どこに行ったか知らない?」

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伊58:「U-796! 解体されたんじゃ……?」
伊8:「トリックだよ」

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伊58:「せっかくだから、ゴーヤはこの赤のボタンを押すでち!」