確率機でも実力機でも景品はおまけ!プライズゲームのしくみと楽しみ方

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詐欺ではないの?景品はなんでも良いの?

プライズゲームという時点でお察しなのですが、「ゲーム」というのはゲームを楽しむための機械です。そして、プライズゲームは「景品を取ろうとする行為を楽しむゲーム」ですので、設定によって取れない瞬間があっても詐欺にはなりません。

完全に取れないと詐欺っぽいですが、そもそも「ゲームで景品を出してはいけない」という法律があるため、景品を出す方が違法になる恐れがあります。ただし、これに関しては法律の解釈変更が行われ、「小売価格がおよそ800円以下の商品であれば景品にしても良い」という形に変わりました。

小売価格が800円以下と言っても、明らかに800円以上の価値がありそうなものが商品になっていることがあります。これは「景品に使われている商品をそのまま客に売らない」という契約があるから出せる景品です。

客に直接売ってはいけないルールにすれば、小売価格は事実上「仕入れ値」が通用します。仕入れ値が800円ということは、客が手に取る時の価値としては2000円近いものが手に入ります。これなら景品として中々のものでしょう。それ以前に、お店で買えるならゲームで取りません

ちなみに、もし景品を仕入れてそのまま売って良い事にすると、仕入れが800円だとお店では2000円以上の価格で売られることになります。これでは小売価格が800円とはいえませんので景品にできません。多くの場合、売られると困るのです。

もちろん、商品を販売する側は景品としての人気がなくなれば、「景品にはしないよ!」とゲームセンターに通告し、在庫を回収した上で契約を解除し、一般客に直接販売することもできます。この辺は契約次第と言えるでしょう。

ただし、これはゲームセンターなどの遊戯店に限ります。スーパーなどの一角にちょこんと置いてあるプライズゲームに適用されません。そのため、こうしたお店ではPSPやDSのような「明らかな高額商品」が景品になっていることもあります。また、「確率設定1万円未満」なんて自主規制も無視している可能性が高く、簡単に取れるとは思わない方が良いしょう。

プライズゲームの楽しみ方

プライズゲームというのはカジノや競馬のような賭け事とは全く異なる遊びであることを頭に入れておきましょう。

お金を入れて楽しむシューティングゲームとプライズゲームの間に大きな違いはありません

シューティングゲームではお金を入れても何も景品はありません。しかし、プレイヤーはシューティングを楽しむゲームだと分かっているので景品が無くても文句は言いません。

それと同じように、プライズゲームは「景品を取ろうとする行為を楽しむゲーム」ですので、取れなくても仕方がないのです。取れなかったら、「あーあ、残念」ぐらいに思って下さい。シューティングゲームで途中でゲームオーバーになるのと同じです。もしくは、宝くじを買って結果が出るまでのドキドキを手軽に楽しむゲームと考えても良いですね。

「どうせ当たらないから」とか「買ったほうが早い」というのは、単純に「シューティングゲームなんてつまらない」と言うのと同じです。その人の好みやゲームの面白さを知っているかどうかの違いに過ぎません。

例えば、1万円かけて取った1000円の人形には1000円の価値しか無いのでしょうか? 9000円をドブに捨てただけなのでしょうか?

ゲームが好きな人なら分かると思いますが、シューティングゲームで1000円使って何も残らなくても「1000円分の楽しさ」は確実に残っています。それと同様に、1万円かけて取った1000円の人形には、9000円分の楽しさと愛着がどこかに残っているはずです。

さすがに1万円は使い過ぎかもしれませんが、2千円や3千円で取れたなら楽しい時間も含めて元は取れているでしょう。

プライズゲームは「ゲーム」です。自動販売機ではありません。

プライズゲームの楽しみ方をちゃんと理解していれば、景品が取れなくても楽しめるのではないでしょうか?