翻訳小説:魔王の弔い(E・P・ミッチェル)

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『宇宙戦争』などで有名になったH・G・ウェルズなどに先駆け、『タイムマシン』や『透明人間』などの題材を扱っていたE・P・ミッチェル。前回翻訳した『悪魔の鼠』に続き、再び悪魔や魔王が出てくるお話です。

— 主人公は時を越え、世界の終わる瞬間へとやって来ました。そこで見たのは、魔王を崇拝する人間達。そして、魔王の死を弔わんとする人々に混じり、主人公は世界の終わりを目にすることになる。

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翻訳小説:悪魔の鼠 (E・P・ミッチェル)

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『宇宙戦争』などで有名になったH・G・ウェルズなどに先駆け、『タイムマシン』や『透明人間』などの題材を扱っていたE・P・ミッチェルですが、SF作品以外にも心霊現象や超常現象をモチーフにした作品も数多く手がけています。

本作品『悪魔の鼠』は、ある哲学者が自身の魂を捨て去ることで、高名な哲学者ソクラテスの魂を自らの肉体に招き入れようとする物語。

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SF界の忘れられた巨人、エドワード・ペイジ・ミッチェル

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エドワード・ペイジ・ミッチェルは1852年アメリカ合衆国メーン州で生まれたSF短編作家。しかし、生涯で自身の本を出版する事は無く、彼の著作は全てニューヨークの大衆新聞誌である『The Sun』紙上で発表された作品のみでした。

後に著作がまとめられ、『タイムマシン』や『宇宙戦争』を書いたH.G.ウェルズと並び称される程のSFの先駆者として、SF界の失われた巨人として知られるようになったE・P・ミッチェル。彼がなぜ無名のまま忘れ去られ、なぜ今日再評価される様になったのかについて、迫って行きたいと思います。

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