冷風機と冷風扇と窓用エアコンは何が違う? 利点と欠点と使い方をしっかり解説!

夏になるとエアコンがフル稼働します。しかし、エアコンが体に合わないという人や作業場にエアコンが無いなんてことが良くあります。新しくエアコンを買う程のお金もないし、電気代がかかるの嫌。扇風機では力不足。そんな時に選択しに上がるのが、「冷風機」「冷風扇」「窓用エアコン」なのではないでしょうか?

しかし、これらはどれも利点もあれば欠点もあるクセのある一品。正しく使えば非常に使い勝手が良いのですが、使い方を間違えると無用の長物どころか全くの逆効果になることすらあります。そんな冷却用電化製品について、簡単に解説していきましょう。

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クラウドソーシングの使い方、フリーランスとして生活するために本当に必要な事

2015年時点で、月収20万を超えるクラウドワーカーが僅か登録者全体の僅か0.01%に過ぎないということが明らかになりました(別のサイトに移動します)。なんとも悲しい話です。これはあくまで「CrowdWorks」というサービスに限った話ですが、この数字を見るとフリーランスに転向して、クラウドソーシングで生活していこうと考えるのがとてもリスキーなことに思えてきます。

しかし、この数字だけを見てフリーランスでは生活できないと考えるのは早計でしょう。というのも、クラウドワーカーの大半が副業としてクラウドソーシングサービスを利用しているだけに過ぎず、フリーランスで生計を立てている人はクラウドソーシングサービスをメインの収入源と考えていないからです。

では、クラウドソーシングサービスとはどう使われているものなのでしょう? 
そして、フリーランスで生計を立てている人はどのようにして収入を得ているのでしょうか?

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エコキャップ運動が抱える様々な課題、リサイクル過程の誤解から広がった変わった運動

以前、ペットボトルリサイクルの過程でキャップとボトルを分別する理由について記事にしましたが、それに絡めて「エコキャップ運動」という活動があるのをご存知でしょうか?

今までのペットボトルリサイクルでは、当たり前のように「キャップは外して下さい」と言われていました。しかし、実はキャップ素材とボトル素材は工場で分離が可能で、分別する理由は「素材が違うから」というだけではないことが分かっています。

そんな中で、外されたキャップを別に集める活動として「エコキャップ運動」というのが存在します。これは集めたキャップをリサイクル業者に売ってその売却益で寄付をするという活動です。この活動には以前から様々な批判があるのですが、この活動を「プラスチックのリサイクル」と言う観点から見なおしてみようと思います。

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ペットボトルとキャップを分別する本当の理由、プラスチックリサイクルの意外な真実

ペットボトルの蓋を外すのが面倒くさいと思ったことはないでしょうか?もしかすると、キャップをつけたままリサイクルに出してしまったことはありませんか?

そもそも、コンビニや自販機の横にあるリサイクルボックスでキャップを分別してくれと書いてある事はありませんし、キャップを分別するにしてもペットボトルにはキャップから分離するリング(開封確認リング)があり、それまで外している人は少ないのではないでしょうか?

完璧に分別されていないケースが多いのにも関わらず、ボトルキャップの分別は奨励されています。そんなペットボトルとキャップにまつわる疑問について考えてみます。

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SSDと物理メモリは何が違うか、揮発性メモリと不揮発性メモリ

 家電量販店や通販サイトでパソコンの性能を見る時、こう思ったことはないだろうか。
 「メモリが4ギガバイト、ストレージが750ギガバイト。同じギガバイトの単位で表される性能がどうして別々に2種類あるのだろう?」

 ストレージは最近ではギガバイトより上のテラバイトに届くものも多くなってきたが、バイトとはつまりデータの大きさの単位。パソコンの性能を表す時は、保存しておけるデータの量と考えて差し支えない。
 しかしそう考えると疑問は深まる。メモリの数字もハードディスクの容量も保存できるデータの量を表しているなら、どうして分ける必要があるのだろうか。

 その答えは、メモリとストレージの機能の違いにある。基本的には同じ「データの倉庫」であるメモリとストレージだが、パソコン内で果たしている機能と、何よりその仕組みには大きな隔たりがあるのだ。

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除湿と乾燥と水蒸気:除湿機はどのようにして空気中の水分を集めているのか?

湿度と言うのは、気温と空気中に含まれる水分の量によって変化します。洗濯物を乾かしたり、過ごしやすい湿度に変えたりする際には気温や空気中の水分量を変化させる必要があります。

エアコンや暖房で気温を変える事は出来ますが、暑い日に温度を上げるわけにはいきませんし、寒い日に温度を下げるわけにはいきません。すると、湿度の調節は必然的に空気中の水分量を変化させる事によって行うことになります。

では、除湿するために空気中の水分を集めて下さいと言われたらあなたならどうしますか? 本記事では水の性質と共に、除湿機の仕組みついてご説明します。

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自撮り写真(セルフィー)を集めると何が見える? Selfiecityの挑戦と発見を探る

 Selfie―セルフィー:自分自身を撮影した写真。もっぱらスマートフォンやwebカメラで撮影されソーシャルメディアに投稿されるものを差す。――オックスフォード英語辞典

  鏡を前にスマートフォンを構えて自分の顔を映す写真は自画取り写真と呼んだ方がまだ通りがよさそうではあるが、オックスフォード英語辞典が「2013年を代表する英単語」に選出したのを機にメディアの注目が集まり、セルフィーという呼び名は日本でも浸透しつつある。外国人観光客がスティックの先にスマートフォンを取り付けて自分の写真を撮っている姿ももう珍しくはない。

 スマートフォン一つあれば撮影から共有までを手軽に行えるセルフィーは日常的に行える自己表現の一つである。日常会話で自分の考えを述べたり、その日着る服を選んだりするのと同様に、意識的なものと無意識的なものを含め人間が日々行っている“メッセージの発信”の一形態と考えてもいいだろう。

 ここで一つ疑問が浮かぶ。
 セルフィーが自己表現の一種であるのなら、地域や文化毎に何か傾向がありはしないだろうか。自分の写真を撮るという行動自体は世界中どこに行っても変わらないとはいえ、そこに表現されているものに地域差がありはしないだろうか――。

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車椅子になるプルタブ回収の意味、グリーンウォッシングとも言われるリサイクル過程の真実

「プルタブを集めて車椅子を贈ろう」

これは、空き缶に付いているプルタブをたくさん集めてリサイクル業者に送ると、何故か車椅子になって病院などに寄付されると言う活動です。いつからか始まり、いつからか詐欺だと呼ばれるようになった謎の活動ですが、まことしやかな噂が囁かれ、正確な情報が把握できなくなっているので、少し調べてみました。

すると、ある面白い事実が浮かび上がります。プルタブの歴史、リサイクル活動の進化、そしてアルミ缶とプルタブの材質の違い。これらが密接に絡み合いながら、プルタブ回収に纏わる事態を非常に複雑なものにしていました。

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加湿機の仕組み(後編):スチーム式、気化式、超音波式、ハイブリッド式の仕組みと特徴

前編では乾燥の理由について触れていきましたが、後編の本記事はでは加湿機についてご説明していきたいと思います。

加湿機には、大きく分けてスチーム(蒸気)式、気化式、超音波式、ハイブリッド式が存在しています。ハイブリッド式は気化式とスチーム式の複合方式なので、事実上原理的には三種類と言えます。問題は、方式によって加湿の原理が異なり、利点や欠点が存在することです。

これらを理解して、自分のニーズにあった加湿機を選べると良いですね。

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加湿機の仕組み(前編):冬の乾燥と暖房の乾燥の違い?人が乾燥を感じる理由

先日、暖房機器の仕組みについてご紹介させて頂きましたが、冬の暖房機器とセットになりやすいのが加湿器。

外に出ると唇がひび割れ、部屋で暖房をつければ喉がガラガラする。
これは全て、肌や喉の水分が不足して起こる現象です。それを予防するには、肌や空気の水分量を増やして保持する必要があります。そこで登場するのがクリームや加湿機。クリームは揮発しにくい油分で肌を覆うことによって肌の水分を保持しますが、加湿機はどうなっているのでしょう?
一口に加湿機と言っても千差万別。冬に苦しむ乾燥の仕組みや加湿機の仕組みと合わせて、ご説明していきます。

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