飛ぶために進化した鳥達(後編):オオワシ、アホウドリ、ハチドリ・・・環境に応じて進化した鳥

前編では、鳥全般に言える翼の扱い方や羽ばたきの意味、羽根や身体の構造について触れましたが、ここでは特定の鳥の特徴に焦点を当てていきたいと思います。その中でも、翼の大きな大型種「オオワシ・アホウドリ」や、重さが数グラムしかない超小型種「ハチドリ」の普通の鳥との違いについて簡単に見て行きます。

大型種はその重量のせいで羽ばたきに必要なエネルギーが大きく、羽ばたける回数に大きな制限があります。一方、小型種の中にはその体の小ささを活かしてホバリング飛行を可能した種もいます。彼らはどのようにして、空を飛んでいるのでしょう?

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食べたら死ぬキノコ特集:「タマゴテングタケ・ドクツルタケ・カエンタケ・ドクヤマドリ・ニセクロハツ」

「派手なやつは毒がある」「地味な奴の方が危ない」「茎が縦に避ければセーフ」「虫が食べていれば毒がない」「どんな毒キノコも適切に加工すれば毒が抜ける」

などなど、数々の迷信で多くの人々を苦しめてきた毒キノコですが、腹痛や嘔吐、下痢で済めばまだ良い方。毒キノコの中には、少し食べただけでも死んでしまう種類も存在しており、キノコの毒性をなめては命に関わります。死ぬほどの毒性があるものはさぞ特徴的なのだろうと言うとそういうわけでもなく、普通のキノコっぽい毒キノコも存在します。

毒キノコ御三家と呼ばれたタマゴテングタケ、シロタマゴテングタケ、ドクツルタケに加え、カエンタケ、ドクヤマドリ、ニセクロハツについても簡単にご紹介します。これらの毒キノコは、全て少量の摂取で死に至る可能性が高い毒キノコです。

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飛ぶために進化した鳥達(前編):飛び方・体・翼に至るまで、飛行を追い続けた生物

鳥が空を飛ぶ原理を応用して飛行機の翼が作られたのは有名な話です。しかし、この記事では航空力学で扱うような揚力の原理やベルヌーイの定理などには触れず、空を飛ぶ鳥達の様々な工夫について取り上げてみたいと思います。

鳥は空を飛ぶことで外敵に対して圧倒的な優位に立ち、古くからの生存競争に勝ち残ってきた優秀な種族です。地球上で最も繁栄している人類ですら、空を飛ぶことに憧れ、制限はあるものの比較的自由に飛べるようになったのはここ百年の話。

彼ら鳥に比べれば、人類の空を飛ぶ技術と言うのはまだまだ及びのつかない世界といえます。何万年と空を飛び続けた鳥達の飛ぶ目的や飛ぶ環境に合わせた飛行における工夫とは、一体どのようなものがあるのでしょうか?

前編では、羽ばたきの理由や飛行に特化した体や羽根の特徴について触れていきます。

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マッコウクジラ、大型哺乳類最強の潜水力!ダイオウイカをも食らうその生態に迫る

マッコウクジラといえば、その特徴的な頭部が印象的だ。同じハクジラ類(歯のあるクジラ)に分類される、シャチやイルカとは明らかに違った四角い頭部。クジラというより、人間の作った潜水艦の形にも似ているかも知れない。

それもそのはず。マッコウクジラは海棲哺乳類の中でも潜水能力に特化したクジラであり、特徴的な頭部は超音波を発するソナーとしての役割がある上に、重さを調節して沈降と浮上を助けるバラストとしての機能もあるらしい。

20メートル以上の大きさを持ち、深海を自在に泳ぐことができるのは潜水艦の他には、マッコウクジラしか存在しないだろう。ただし、マッコウクジラの最大深度3000メートルにまで到達できるのは、深海探査艇ぐらいだ。そんな深海の王者、マッコウクジラの潜水能力の秘密に迫っていきたい。

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うなぎの生態と今後の展望、なぜ養殖が進まず、絶滅危惧種になったのか

国際自然保護連合(IUCN)によって、ニホンウナギが絶滅危惧種(レッドリスト)に加わった。

これが取引規制や漁獲量規制に直結するものではないものの、国際取引を規制する条約である「ワシントン条約」によって、規制される可能性が高まった。条約そのものの拘束力は無いが、日本には「種の保存法」と呼ばれる、条約を順守し野生動物を保護するための法律が存在する。条約により規制されれば、日本でも当然規制が行われる。

確かに日本人は鰻をよく食べるが、鰻は贅沢品であり、日本以外で大量に食べる国も少ない。そんな中、なぜ鰻の数が減り、絶滅危惧種にまでなってしまったのだろうか?

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夏だ!昆虫採集だ!昆虫の習性を理解し、手軽に虫を捕まえよう

夏と言えば、昆虫採集。なんていう人はめっきり少なくなった様に思えます。

虫に興味が無い人なんて論外でしょうし、興味があっても、都市圏では虫が取れるような林も少なくなってきたかもしれません。それでも、暑いからと一日中家に篭ってばかりでは、心身の健康に悪そうです。養老孟司さんも、「昆虫採集で”正気”に戻ろう」と言っています。

虫の生息域は少なくなっていますが、その分、小さな林にも、虫はちゃんと生息しています。生き物を大切にするための子供の学習やご自身の運動も兼ねて、昆虫採集はどうでしょう?虫の習性をよく理解すれば、大げさな装備なんて入りません。家にあるものや、ちょっとした道具で昆虫採集は出来てしまうんです。

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