ロケットが洋上で着艦するとコスト下がる理由、陸ではダメ? スペースXとファルコン9の偉業

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2016年4月8日、スペースXのファルコン9が洋上着陸(厳密には着艦?)に成功しました。世界初の偉業として話題になりましたが、実のところ地上に着陸する試みは既に別のロケットによって成し遂げられています。それを知っている人から見れば、洋上に浮かべた船に着艦させるより、地上に着陸させれば良いと思うはずです。また、打ち上げたロケットが戻ってくるというのは素晴らしいことですが、何故わざわざ面倒な手間をかけて海に戻って来させるのでしょうか?

打ち上げコストが下がると言いますが、スペースシャトルは高くつくから廃止になったはずです。さらに、洋上に着艦させて海路と陸路で運ぶより、メンテナンスのための施設付近に直接着陸させた方が輸送費の分安上がりのように思えます。にも関わらず、何故わざわざスペースXは洋上着艦を試みたのでしょうか? 本記事ではそんな疑問に答えていこうと思います。

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イーロン・マスクとは何者なのか?(後編):宇宙開発と電気自動車の開発、数年で業界トップに躍り出るその手腕

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イーロン・マスクとは何者なのかについて、前編ではPayPalを生み、PayPalをeBayに売却したところまで簡単にご説明してきました。しかし、イーロン・マスク氏が本当に凄いのはここからです。というのも、オンラインサービスの事業を起こした彼が次に起こした企業がなんと、「宇宙開発企業」と「自動車メーカー」だったからです。

どちらもコンピューターが全く絡まないわけではありませんし、起業家がその道のプロである必要はありません。しかし、PayPalを運営していた彼にとって全く新しい業界への挑戦だったことは確かです。そして、イーロン・マスク氏はただ挑戦するだけではなく、それらの企業を米国を代表する一大企業へと躍進させます。後編では、彼が作った宇宙開発企業である「スペースX」社と電気自動車メーカーである「テスラ・モーターズ」について簡潔にご説明していきましょう。

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イーロン・マスクとは何者なのか?(前編):PaypalとスペースXとテスラ・モーターズを作った天才起業家の凄さ

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イーロン・マスク氏という起業家をご存知でしょうか? 既にあらゆるメディアで露出している有名人なので、殆どの人が知っているかもしれません。米国で次々に巨大企業を起業した人物で、米国では知らない人はまずいません。しかし、彼の起業した企業は日本人にとって馴染みの薄いものが多く、日本人が良く見る機会のあるものは電子決済サービスの「PayPal」ぐらいで、打ち上げロケット開発の「スペースX」や電気自動車メーカーの「テスラ・モーターズ」は知らない人もいるでしょう。

もちろん、これらは頻繁にニュースを見る人や経済界に興味のある人なら必ず目にする企業であり、それに合わせてイーロン・マスク氏という名前も聞くはずです。今はまだ「Appleのスティーブ・ジョブズ」程の知名度はありませんが、知らないと恥ずかしいと思われる程の有名人になるのは時間の問題でしょう。そこで、イーロン・マスク氏という起業家が一体何をした人物なのか、そしてどれほど凄い人物なのかについて、彼が起こした企業についての説明も交えながら説明していきましょう。

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