電子書籍と紙の本は全く別物?情報媒体の収斂進化と実は無意味な代替論争

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「今年は電子書籍元年!」と元年が繰り返されて幾年が経ちましたが、最近になってようやく電子書籍市場も佳境に入ってきたと言えるかも知れません。楽天の調査ではありますが、「過去1年に電子書籍を読んだ人は4人に1人(CNET)」という報道もあるようで、電子書籍に触れたことのある人が増えてきていることが伺えます。

背景にはコンテンツの充実とスマートフォンやタブレットなどの利用可能端末の普及が挙げられます。すると、「将来的に電子書籍が紙の本に置き換わるか?」なんて話題が様々なメディアや評論家の間で議論されてきました。しかし、よくよく考えてみると電子書籍は「紙の本の上位互換」だとか、「紙の本より優れている媒体」だなんて言えないことが分かります。実は、電子書籍と紙の本はそもそも起源を別にしながら類似する目的・形態へと収斂進化を遂げた全く別の存在だったのです。

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飛べなくなった鳥達(1):大地や水と共に生きる選択、得たものと失ったもの

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別の記事で飛ぶ鳥達の特徴について調べてみましたが、実は鳥には飛べない鳥達も数多く存在しています。彼らは鳥としての特徴である翼や嘴などを持ち、確かに鳥としての外見を保っているものの、何故か飛べません。

地球上で空を飛ぶことが出来る動物は鳥達だけであり、空を飛べるというだけで多くの天敵に対して強いアドバンテージを持つことが出来ます。しかし、その空を飛べると言うメリットを捨ててまで、地上で生きる選択をした鳥がいます。

本記事では、そんな飛べなくなった鳥達について、迫っていきたいと思います。

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飛ぶために進化した鳥達(前編):飛び方・体・翼に至るまで、飛行を追い続けた生物

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鳥が空を飛ぶ原理を応用して飛行機の翼が作られたのは有名な話です。しかし、この記事では航空力学で扱うような揚力の原理やベルヌーイの定理などには触れず、空を飛ぶ鳥達の様々な工夫について取り上げてみたいと思います。

鳥は空を飛ぶことで外敵に対して圧倒的な優位に立ち、古くからの生存競争に勝ち残ってきた優秀な種族です。地球上で最も繁栄している人類ですら、空を飛ぶことに憧れ、制限はあるものの比較的自由に飛べるようになったのはここ百年の話。

彼ら鳥に比べれば、人類の空を飛ぶ技術と言うのはまだまだ及びのつかない世界といえます。何万年と空を飛び続けた鳥達の飛ぶ目的や飛ぶ環境に合わせた飛行における工夫とは、一体どのようなものがあるのでしょうか?

前編では、羽ばたきの理由や飛行に特化した体や羽根の特徴について触れていきます。

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