「ナノパス」や「Stratis」が生まれ、注射針の世界が変わる。無針注射器やペン型注射器の台頭

注射器といえば、看護師が患者の腕をペシペシ叩きながら血管を探してプスリとやるものだと思っていませんか?

確かに静脈注射が必要な場合はそうです。ですが採血でも無い限り、予防接種などのケースでは静脈注射は必要ありません。そう言う場合は、痛みの少ない肩などにプスリとやることが殆どです。しかし、実は最近では様々な注射器が開発されてきて、より安全に簡単に注射ができるようになっています。

ひとつはペン型注射針「ナノパス」。人間の痛点より針の直径が小さく、上手く刺されば全く痛みを感じません。

そしてもう一つが無針注射器「Stratis」。ジェットインジェクターのことですが、かつては鉄砲注射と呼ばれ、神経を傷つけるとされて無くなってしまいました。ところが、この度新しくてより安全なタイプが開発され、普及し始めています。

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