そうりゅう型は本当に最強なのか? 世界の通常動力型潜水艦を徹底比較!(ランキング編)

世界上位の軍事力を誇る諸外国が輸入に興味を示すそうりゅう型潜水艦が潜水艦では世界最強なのではないか国内で囁かれる中、実際にはどれほどの能力があるのかを比較してみましょう。

原子力潜水艦は除き、世界トップクラスの通常動力型潜水艦(ディーゼル・エレクトリック方式)を下記のようにピックアップしました。

212型潜水艦(ドイツ)、ラーダ型潜水艦(ロシア)、スコルペヌ型潜水艦(フランス・スペイン)、そうりゅう型潜水艦(日本)、039A型潜水艦(中国)、ゴトランド型潜水艦(スウェーデン)、キロ型潜水艦(ロシア)、コリンズ型(オーストラリア)

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灰色淑女との別れ、潜水艦は潜望鏡から電子工学マストへ

 「Dancing with the gray lady(灰色淑女と踊る)」という言い回しがある。
 潜水艦の司令室で潜望鏡を覗き込む様を言い表した言葉で、左右にせり出したハンドルを手に基部の接眼レンズを覗き込みながら潜望鏡を回転させる姿を社交ダンスになぞらえたものだ。
 潜水艦を扱う映画ではもれなく印象的な場面として描かれる一コマであろう。

 その潜望鏡は発明されてからすでに100年以上になる。一世紀の間に数々の改良が加えられてはきたものの、その大元の原理はずっと変わることなく、文字通り潜水艦の「目」として活躍し続けてきた。
 ところが10年ほど前、潜望鏡に替わる新たな「目」が現れた。新たな「目」は、それまでのものと何がどう違うのか? 潜望鏡の事の起こりから現在までを通観し、その新たな「目」、電子工学マストについて見ていくことにしよう。

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世界初の魚雷、ホワイトヘッド魚雷の発明と19世紀の魚雷の発展

”ホワイトヘッド魚雷なしには、潜水艦は精々面白いオモチャ止まりだったろう”

 イギリスの海軍軍人ヘンリー・ジョン・メイは20世紀初頭にこう語った。内燃機関とバッテリーを併用する近代的な潜水艦は1900年頃には既に完成していて、アメリカやイギリスなどの海軍は潜水艦を就役させ始めていたが、大砲に頼らず大型の船に有効打を与えられる魚雷がなかったならその価値は相当低くなっていたことだろう。

 実際、潜水艦から発射できる巡航ミサイルが登場する20世紀中盤になるまで潜水艦の戦闘は魚雷が軸であった。ミサイルが普及して久しい今日でも対潜戦闘において魚雷はまだまだ使われている。
 魚雷の存在が潜水艦の価値を引き上げ、また潜水艦の発展が魚雷の発展を促すという、ひとつの循環があったとも言える。では、その起点となった魚雷は、いつ作られたのだろうか。 [—続きを読む—]

米軍の潜水艦救難と最新の救難システム(SRDRS)-潜水艦救難艦とは?(番外編)

前編・中編・後編の三辺で、潜水艦救難艦についての説明をしてきました。

日本の自衛艦が潜水艦救難に関して高い水準の能力を持っていることは間違いありませんが、米軍や豪軍などでは新たな潜水艦救難の試みが行われようとしています。

実は2015年現在、米軍には潜水艦救難艦というのが配備されていません。世界中で活動する米軍の潜水艦を救うには、潜水艦救難艦がいくらあっても足りないのです。

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自衛艦「ちはや」と「ちよだ」、多目的に潜水任務をこなす世界屈指の日本の救難部隊-潜水艦救難艦とは?(後編)

潜水艦が沈没し、乗組員の救助や事故原因の調査などで必要になるのが深海に潜って活動できる装備です。海上自衛隊デは、潜水艦救難艦「ちはや」と潜水艦救難母艦「ちよだ」を配備し万が一に備えています。

イージス艦や潜水艦と比べると地味な役回りのためあまり知られていないのですが、この潜水艦救難部隊も、機雷掃海部隊と同じく世界トップレベルの水準を持った部隊です。

前編・中編で潜水艦救難の活動についてご説明してきました。後編では、その活動を高い水準で行える海上自衛隊の部隊についてご説明していきましょう。

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飽和潜水と潜水艦の脱出装具、人が水深100mを越える深海で活動するために-潜水艦救難艦とは(中編)

潜水艦の乗組員が危機に陥った際、深海救難艇や加圧・減圧室が重要であるというお話はしましたが、潜水艦の乗組員を救助する上で忘れてはいけないのが、飽和潜水と潜水艦に搭載されている脱出装置についてです。

飽和潜水と言うのは、高い水圧下の深海で潜水艇などに乗り込まずに人が潜水する際の特殊な潜水法で、潜水艦救難以外には深海油田の採掘などで重要な役割を果たします。

また、潜水艦にも乗組員がここに脱出することができる装備が備わっており、人が水深100mを越えるような世界で生き抜くための知恵がここにあります。

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深海救難艇と減圧症、沈んだ潜水艦から乗員を救出する困難と克服する方法-潜水艦救難艦とは(前編)

そうりゅう型潜水艦が優秀だと言うお話を以前したことがありましたが、その優秀な艦を扱える乗員は艦以上に貴重なものです。潜水艦に何らかのトラブルが起きた場合、潜水艦は浮上するのが鉄則です。しかし、浮上できずに沈んでしまった場合はどうなるのでしょう?

水上艦であれば沈んだ船に生存者がいる可能性は極めて低いのですが、水中で活動することを前提に作られている潜水艦の場合、何らかのトラブルで浮上できずに沈んでしまったとしても中の乗組員が生きている可能性は十分にあります。浅い海であれば海上の船から潜って助けに行けるかも知れませんし、乗組員が自力で脱出することもあるでしょう。しかし、それも叶わない深海に潜水艦が沈んでしまった場合、助ける術はあるのでしょうか?

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翻訳:「海上の戦争」、群狼作戦立案者のデーニッツ元帥の小論(4章)-群狼作戦

「第二次世界大戦」、「Uボート」、「デーニッツ元帥」といえば、群狼作戦と言っても過言ではありません。

Uボート部隊の活躍により大きな被害を被ったイギリスは、輸送船団に護衛艦隊を使って護送する護送船団方式を採用し、Uボートの攻撃から逃れようと画策しました。しかし、それに対してデーニッツ元帥が編み出したのが複数のUボートで護送船団を包囲攻撃する群狼作戦。

その群狼作戦が発案される経緯や成果、ドイツのソ連開戦の裏話に、イタリア戦線まで、ドイツ側から語られる第二次世界大戦がここにあります。

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そうりゅう型潜水艦輸出問題、遂に日独仏対決へ!どうしてこうなった?

以前、コリンズ級潜水艦更新問題で日・独・仏三国の潜水艦について比較する記事を書きましたが、2015年5月6日、どうやら本当に三国で受注協議に入ることが分かりました。

つい先月まで、そうりゅう型が最有力候補とされながら、どうしてこのような事になったのでしょう?

それには、豪州の国内造船業の事情と日本の武器輸出事業に対する営業力の乏しさが関係していました。

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犯罪組織が作った麻薬密輸潜水艇(NacroSubmarine)とは?恐るべき現代の麻薬密輸

古来より、麻薬というのは様々な手段で密輸が行われていた。

そして現代。陸上も水上も空もその全てが政府機関によって監視されている中で、水の下を潜って移動するというのは、唯一と言って良いほどの高い隠密性をもつ移動手段となる。

数十年前までは国家レベルの技術力が必要なだった潜水艇も、技術の進歩した現代では、麻薬組織のような比較的小さな組織ですら運用できるようになっている。

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