10回クイズの不思議なメカニズム!引っかかるのは脳の成長に関連がある?5歳児がひっかからない意外な理由

10回クイズと言えば、「ピザと10回言って」と相手に「ピザ」を10回言わせた後で、「ヒジ」を指差して「ここは?」と聞いて「ヒザ」と言わせるひっかけクイズのこと。大人や学生の多くが一度引っかかるクイズですが、某バラエティ番組の検証で「5歳の子供15人に試して誰も引っかからなかった」という結果が出て驚かされました。

ヤラセであった可能性や検証方法に問題があった可能性もありますが、極めて簡単なクイズですし、検証を行った幼稚園で流行っていたわけでもなさそうです。これは「子供の脳」に何らかの関係がありそうなので、簡単に調べてみました。

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カンガルーやコアラの生態、有袋類の変わった子育て

動物園にはカンガルーやコアラという可愛らしい動物がいます。彼らはお腹に子育てのための袋を持ち、イヌやネコ、サルやシカなどとは大きく変わった子育てをするのですが、その細かなプロセスについてはよく知られていません。

実は、カンガルーやコアラは、哺乳類は哺乳類でも「有袋類」という特殊な種に分類される哺乳類です。地球上の哺乳類の9割以上が人間やイヌ・ネコと同じ有胎盤類に分類される中で、彼らの生態は私達がよく知る動物からかけ離れています。

そんな有袋類の子育てについて、簡単にご紹介いきましょう。

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未成年の異常犯罪はなぜ起こる? 「絶歌」を書いた猟奇殺人の酒鬼薔薇聖斗や佐世保事件から学ぶべきもの

2015年6月11日、1997年に神戸連続児童殺傷事件(通称、酒鬼薔薇聖斗事件)を起こした少年Aが執筆した手記「絶歌」が発売され、大きな話題となりました。

酒鬼薔薇聖斗事件は、児童を次々に殺傷し遺体を解体するその手口から極めて残虐な事件として人々の記憶に残り、この手記を発表した少年Aが発表を「自己救済」のためだとしており、印税の使途なども不明で、被害者家族などからは激しい批判を浴びています。

しかし、この少年Aの行為を安易に批判するのは難しいかもしれません。少年犯罪というのは、当時14歳だった少年一人に責任の全てを被せることは出来ないからです。

何故、こんな事件が起こってしまったのか?
酒鬼薔薇聖斗事件や2014年に起こった佐世保女子高生殺人事件からその教訓を見つけ出していきたいと思います。

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退屈は痛みより辛い最大の毒。何も出来ないことに、あなたは耐えられますか?

米国バージニア大学の実験で、人は退屈な状況に置かれると、そのまま退屈に耐えることより電気ショックを受ける方がマシだと考える傾向にあることがわかりました。

その傾向は男性の方がより強く、男性被験者の3分の2が何も出来ない退屈な環境に我慢できず、刺激を欲して自発的に電気ショックを受けました。女性でも四分の一が同じ行動に出ています。

退屈は痛みより大きな苦しみになる。
その他の実験でも、人が退屈を嫌い刺激を得ようとする傾向が強く存在し、剰え自らを苦痛の中に置く選択をする人まで現れるほど。あなたは何も出来無い退屈な環境に、どれくらい耐えられますか?

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