完全自動走行を実現した無人運転車にはどんなものがある?「Waymo・EASYMILE・NAVYA」

無人運転車は完全自動走行を実現した未来の車です。しかし、具体的にどんな無人運転車が存在するのでしょうか。実際に走っていると言われても、地域が限られているので具体的なイメージが湧きません。

そこで、実用レベルの自動運転車を開発している4つの企業「EasyMile」「NAVYA(ナビヤ)」「Waymo」の自動運転車をご紹介します。全て海外のメーカーですが、日本で走る無人運転車を作っているメーカーも含まれているので、これからはどこかで目にするかもしれません。

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無人運転車はどこまで来てる? 自動運転車の最終形態

自動運転車の技術開発が進み、今では車が障害物の前で勝手に止まることも道路に沿って勝手にハンドルを切ることも当たり前になってきました。いずれは運転手が必要なくなると言われているものの、完全に運転手が関与しない自動運転車は現時点では市販されていません。

だからといって運転手の要らない自動運転車が存在しないわけではなく、既に運転手が必要ない車は公道を走るようになっています。中でも、運転席が存在せず無人で走行するものを「無人運転車」と呼びます。これはある意味では、究極の自動運転車とも言えるものです。現代の無人運転車はどの程度のレベルに達しているのでしょうか。

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高齢者の運転と若者の運転はどっちが危険?統計から見る事故件数

高齢者の事故が増えており、免許返納や高齢者が運転することに対する是非についても議論されるようになりました。免許更新時に認知症のチェックなどを行う試みも始まっていますが効果は限定的です。 

仮に判断力が落ちて運転が難しくなったとしても、公共交通機関の発達した首都圏ならともかく、車がないと不便な地域で車を手放すのは難しいでしょう。そもそも、本当に高齢者の運転は本当に危険なのでしょうか? 平成27年における警視庁の統計を基に詳しく調べてみました。

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スマホ運転、漫然運転、スピード違反、飲酒運転の中でどれが一番危険?

交通事故の原因には色々あります。ちゃんと運転していても事故を起こしてしまうことはありますが、「スマホを見てた」「ぼんやりしてた」「スピード出してた」「酔っていた」なんて聞くとガッカリしてしまいます。これらは運転手に明らかな過失がある事故原因の一例になります。どれも危険な運転で注意が必要なことには変わりありません。

しかし、どれが一番危険なのでしょうか? 事故原因の統計や最近の研究などから調べて見ました。

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水素エネルギーに未来はあるか?(3):水素吸蔵合金か高圧タンク、扱いにくい水素の性質とその貯蔵方法

前回は燃料電池車が次世代の主要な自動車として成功する可能性についてご説明していきましたが、それはあくまで水素エネルギーを人々に供給する水素インフラがあってのことです。

水素は気体ですので、輸送と貯蔵には高圧タンクが必要です。プロパンガスのガスボンベをイメージすると良いでしょう。丈夫ではありますが、非常に重たく、非常時に灯油缶にガソリンを入れて運んだりと言うのは難しそうです。

ガソリンの代わりとして使うようになるは制約が多そうに思われますが、市街地にガソリンスタンドの代わりに水素ステーションが立ち並び、ガソリン感覚で使えるような時代が本当に来るのでしょうか?

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水素エネルギーに未来はあるか?(2):燃料電池車の本当のライバルはガソリン車やハイブリッド車

前回は電気自動車と燃料電池車の性能比較を行いましたが、両者の特性が大きく異なるだということがよく分かったと思います。部分的にこれが優れているという部分があっても、総合的に自動車としてどちらが優れているかという言い方はできないのではないでしょうか?

それもそのはず。

次世代の車として注目されている燃料電池車と電気自動車ですが、実は使い方が大きく異なる自動車です。ライバルと言うからには同じ用途であるべきですが、同じなのは排気ガスのクリーンな石油フリーの自動車というジャンルだけで使い方はかなり大きく異なります。

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水素エネルギーに未来はあるか?(1):燃料電池車(FCV)と電気自動車(EV)の性能比較

水素ステーションの整備が進められ、エコファームが新築マンションに置かれるようになり、燃料電池車「MIRAI」がトヨタ自動車から販売されるようになったこのご時世。化石燃料に変わるエコな新エネルギーとして水素エネルギーが注目されていますが、果たして水素を使った燃料電池車が主流になる時代はくるのでしょうか?

既に整備されたインフラがある電気や石油と違って、水素をエネルギーとして活用するには全く新しい設備が必要になる上、どのようにエネルギーとして活用されて行くのかという理解も進んでいません。

水素が次世代エネルギーとして受け入れられるかどうかは、水素を主燃料とする燃料電池車に掛かっていると言われても過言ではありません。そのライバルとされる電気自動車やガソリン自動車と比較しながら、水素エネルギーの可能性を探っていきたいと思います。 [—続きを読む—]