自閉症にまつわる誤解を解く。先天性の発達障害、父親の高齢化と遺伝子異常

「社会性・対人障害」、「言語・コミュニケーション障害」、「反復行動・異様な執着」などが症状の特徴として現れる自閉症ですが、今まで原因も症状に関しても良く分かっておらず、様々な俗説に溢れていました。

「自分の殻に閉じこもった人」「冷蔵庫マザーに育てられた、愛情の足りない子供」「うつ病や統合失調症の一種」などなど、おそらく同じような誤解をしている人は少なくはないはずです。しかし、これらは全て間違いで、自閉症と言うのはうつ病や統合失調症などとは違い、後天的に発症するものではありません。

ここ数年の研究で広く支持される様になりましたが、自閉症は生まれた時から持っている先天性の障害なのです。

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