日本武士と西洋騎士の強さを徹底比較(3):環境への適応能力と戦術武士と騎士の武器と防具の比較については終わりました。ここまでを見ると、武士は常に武器や防具に「戦いやすさ」を求めていた事がよく分かります。刀はあらゆる戦いに対応できる丈夫で汎用的な性能を持ち、鎧は要所を守りつつも広い手足の可動範囲で高い機動力がありました。一方、騎士は武器と防具の性能を極めていくという傾向が強かった印象を受けます。用途に応じて高威力の武器を使い、防具はあらゆる刀剣を弾き返す防御力がありました。これらは、「技量の武士」と「道具の騎士」と言うとしっくりきます。 [—続きを読む—]