「派手なやつは毒がある」「地味な奴の方が危ない」「茎が縦に避ければセーフ」「虫が食べていれば毒がない」「どんな毒キノコも適切に加工すれば毒が抜ける」
などなど、数々の迷信で多くの人々を苦しめてきた毒キノコですが、腹痛や嘔吐、下痢で済めばまだ良い方。毒キノコの中には、少し食べただけでも死んでしまう種類も存在しており、キノコの毒性をなめては命に関わります。死ぬほどの毒性があるものはさぞ特徴的なのだろうと言うとそういうわけでもなく、普通のキノコっぽい毒キノコも存在します。
毒キノコ御三家と呼ばれたタマゴテングタケ、シロタマゴテングタケ、ドクツルタケに加え、カエンタケ、ドクヤマドリ、ニセクロハツについても簡単にご紹介します。これらの毒キノコは、全て少量の摂取で死に至る可能性が高い毒キノコです。