Pythonの勉強方法
ではPythonを具体的にどうやって勉強すれば良いのかということについてご説明します。
書籍
書籍でのプログラミング学習は昔から王道の方法です。私自身も書籍で学習をしました。最初のプログラミング言語だと書籍での学習は多少難しいかもしれませんが、慣れてくると一番効率的な方法です。
ある程度プログラミングの勘のようなものをつかんでくると、書籍で必要な情報をさっとインプットして、実践的な開発に移っていくと良いでしょう。
オンライン
最近はオンラインの学習ツールが充実しています。ネットで検索すると、ある程度まで無料で学習できるサイトも多いです。オンラインの学習サイトはいくつか種類があって、動画サイト、テキストで解説されているサイト、コードを入力できるサイト、などです。
一昔前は動画サイトがかなり人気がありましたが、最近は実際にコードを入力できるサイトの人気が伸びています。コードを入力して実行ボタンを押すだけで簡単な動きが確認できるサイト、ゲームのように出題されたコードを入力してクリアしていくサイト、などいろいろなサイトがあります。
種類が多すぎてどれが良いのかわからないかもしれませんが、ネットで調べてある程度人気のものならどれを選んでも問題ないでしょう。プログラミング初心者が学ぶべき基礎知識はだいたい決まっていて、どのサイトでも基礎は網羅しています。
あとはどのサイトなら楽しく学習を継続できるか、どのサイトが自分の好みか、などを直感的に決めると良いでしょう。考えすぎると先に進まなくなるので、時には直感で学習を進めることも必要ですね。
プログラミングスクール
プログラミングスクール業界も急速に伸びていて、プログラミング初心者向けのAI学習コースなどもあります。もちろん言語はPythonで、完全オンラインで自宅で学習することも可能です。
今はコロナ禍なので、どのプログラミングスクールも特にオンライン講義に力を入れています。基礎的な学習だけならどの方法で勉強しても大差ないのですが、プログラミングスクールは講師に質問できるというメリットがあります。
プログラミングの勉強を始めて最初のうちはエラーで詰まって前に進まないことも多く、もっと手前の環境構築で躓くことも少なくはありません。そしてそのまま挫折してプログラミングを辞めてしまう人も多いです。
挫折を防ぐという意味でも、プログラミングスクールは有効な手段でしょう。
まとめ
PythonはもともとAIのために作られたプログラミング言語ではありませんが、AIの開発に適していたため、Pythonが使われるようになりました。そしてPythonが様々なAIに使われるにつれて開発環境が洗練されていき、さらに普及していくことになったのです。
より優れた開発環境を持つ言語が突然登場しない限り、この流れが加速することはあっても鈍化することはないでしょう。今後、PythonはAI関係のエンジニアやプログラマを目指す上では間違いなく重要な言語となります。新しいスキルを模索するのであれば、Pythonの学習を検討してみるのもの良いかもしれません。