「みんなSNSを使っている」「SNSを見れば世の中の意見が分かる」なんて思っていませんでしたか?
文化庁の「平成 27 年度 国語に関する世論調査」で、普段からインターネットを利用している人に「どのようにインターネットを利用するか」と尋ねたところ、「SNSを閲覧する」と答えた人の割合が僅か30.3%だったことが分かりました。
この話を聞いて「そんな馬鹿な」と思った人もいるでしょう。中には「やっぱりね」と納得する人もいるかもしれません。よくよく考えてみると3割というのは決して少なくない数字なのですが、周りの人間がみんなSNSを使っていると使っていない人の方が少ないように思えてしまいます。ここでは、総務省の別の統計も交えながら今のSNS利用実態について見ていきましょう。