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情報リテラシーを高める4つのポイント(前編)-運営目的を知る

情報を有効活用する能力が「情報リテラシー」なんて呼ばれていますが、具体的に何をすれば良いかについては誰も教えてくれません。特に、インターネット上の情報活用となると尚更です。インターネット上では匿名で誰もが情報を発信できるため、非常に雑多な情報が入手できます。信憑性が高く参考になる情報も沢山ある一方で、真実かどうか疑わしい情報も無数にあります。

はっきり言って、100%正確な情報を入手することなんて不可能です。それでも、90%を超える信憑性の高い情報なら沢山あります。Google検索で上位表示されていれば正確な情報かというとそんなことは全くありません。では、どうすれば正確な情報が手に入るのでしょうか? あくまで私個人が使っているテクニックに過ぎませんが、正確な情報を見抜くコツについて共有していきましょう。

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日本人はリサイクルが嫌いだった?ゴミの再利用では後進国の日本

日本におけるゴミ捨てはかなり面倒です。曜日ごとに捨てられるゴミの種類が決まっていて、ペットボトルはキャップを外し、洗って捨てろと言われます。消費者がこれだけ頑張っているのだから、「日本はリサイクル先進国に違いない!」と思いたくなりますが、実際は違うのです。

はっきり言って、「日本はリサイクル後進国」です。リサイクルにおいて最も先進的なシステムを持つと言われるドイツに劣るのは仕方ありません。しかし、リサイクル率においては欧州の殆どの国に負けていて、米国や韓国にも差を開けられているのはご存知でしょうか? 消費者としてはこれ以上リサイクルの負担が増えるのは好ましくありませんが、この理由について考えていきたいと思います。

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スマホ運転、漫然運転、スピード違反、飲酒運転の中でどれが一番危険?

交通事故の原因には色々あります。ちゃんと運転していても事故を起こしてしまうことはありますが、「スマホを見てた」「ぼんやりしてた」「スピード出してた」「酔っていた」なんて聞くとガッカリしてしまいます。これらは運転手に明らかな過失がある事故原因の一例になります。どれも危険な運転で注意が必要なことには変わりありません。

しかし、どれが一番危険なのでしょうか? 事故原因の統計や最近の研究などから調べて見ました。

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ビタミン・ミネラルは酵素のために必要な栄養素だった-酵素のしくみ(3)

前回の記事では、酵素が健康のためになるかもしれないし、ならないかもしれない。というお話をしました。これは酵素がタンパク質であり、胃で消化されてしまう可能性があるために起こる仕方のないことです。しかし、酵素の他に体に必要な栄養素として挙げられる「ビタミン」や「ミネラル」が酵素が正常に働くために必要な栄養素だということは意外に知られていません。

炭水化物・タンパク質・脂質がエネルギーになるのは分かります。その一方で、ビタミンやミネラルは体の機能を調節する栄養素であるとしか学びません。今回は酵素の働きに必要になる補因子についてご説明していきたいと思います。

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タンパク質である酵素を口から入れると何が起こる?-酵素のしくみ(2)

前回は酵素の基礎的な機能やメカニズムについてご説明しました。しかし、酵素の働きのしくみが分かっても、体の中の酵素の働きなんて実感もないしよくわかりません。酵素の働きが気になるのは、やはり健康サプリメントなどに関わる時ではないでしょうか?

酵素のサプリメントを摂取すると調子が良くなる。けれども、酵素を口から入れても意味がないという話も聞く。そこで、今回は酵素の構造と口から酵素を入れた後に起こる出来事について解説していきたいと思います。

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酵素とは?化学反応を自在に制御する生物界の職人-酵素のしくみ(1)

酵素は健康に良いもの、化学反応を媒介するもの、鍵と鍵穴の構造で働くもの。どれも正解ですし、何が間違っているということではありません。ただ、酵素というのは普通の人が考えているほど単純なものではなく、科学の世界でもまだまだ良くわかっていない部分の多い非常に特殊な物質です。

また、酵素というのは生命活動には絶対に必要な物質であり、酵素がなくては生物の活動が説明できません。細菌のような小さな生物では、持っている酵素の違いが生命活動の全てを分けることもあるほどです。人間でさえも、食べ物を食べてそれがエネルギーになるまで、全ての過程で酵素が関与しています。酵素がなければ人間は成り立ちません。酵素を理解することは、生物を理解することにも繋がるのです。そんな酵素について、ここでは詳しく扱っていきます。

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スモールデータとは?機械の得意なビッグデータとは大きく異なる人間の領域

ビッグデータというワードがあちこちに聞かれるようなりましたが、そこで当然「ビッグがあるならスモールもあるの?」と思うようになります。スモールデータというワードは存在しますが、意外と知られていません。しかし、これは意外と人間にとって大切になってくる領域です。

ビッグデータで扱われるような膨大な情報の取り扱いには機械や人工知能の助けが必須です。一方、スモールデータを効果的に活用する能力は機械にはありません。あったとしてもビッグデータをベースにした情報活用に過ぎず、人間のスモールデータの活用能力には遠く及ばないのです。そこで、そんなスモールデータデータについて簡単に解説していきます。

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人工知能に搭載可能な非常停止ボタンとは?本当に止まる?他に手はない?

Googleが人工知能の非常停止ボタンを開発したとして話題になりました。これなら、もし万が一人工知能が暴走して人類の脅威になったとしても、非常停止ボタンがあるので安心です。とは、さすがにいきませんよね。

SF映画やアニメでは、人工知能や無人兵器が暴れだした時にこの手の非常停止ボタンを押しても止まらないのがお約束。果たしてこのような「停止装置」というのは人工知能に対してどれほどの効果があるのでしょうか? また、非常停止装置にはどのようなものが考えられるのでしょうか?

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10回クイズの不思議なメカニズム!引っかかるのは脳の成長に関連がある?5歳児がひっかからない意外な理由

10回クイズと言えば、「ピザと10回言って」と相手に「ピザ」を10回言わせた後で、「ヒジ」を指差して「ここは?」と聞いて「ヒザ」と言わせるひっかけクイズのこと。大人や学生の多くが一度引っかかるクイズですが、某バラエティ番組の検証で「5歳の子供15人に試して誰も引っかからなかった」という結果が出て驚かされました。

ヤラセであった可能性や検証方法に問題があった可能性もありますが、極めて簡単なクイズですし、検証を行った幼稚園で流行っていたわけでもなさそうです。これは「子供の脳」に何らかの関係がありそうなので、簡単に調べてみました。

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ディープラーニングで人工知能が会話をするしくみ、人間と自然な会話を成り立たせるために機械は結構必死だった

ディープラーニングの特徴抽出能力を応用して、様々なチャット用の人工知能が開発されました。マイクロソフトの「りんな」や「Cortana」、Appleの「Siri」、GoogleもAlloというメッセージアプリにも会話用のAIが搭載されています。高度な会話用のAIには必ずと言って良いほどディープラーニングが搭載されるようになっているわけです。これは一体、どうやって会話しているのでしょうか? 

そして、彼らの会話は人間の会話と比較すると何が似ていて何が違うのでしょうか? 技術的な部分を詳しく説明するのは容易ではありませんが、大まかな仕組みについて簡単に説明しながら比較してみましょう。

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