マインクラフトがもたらすコロナ禍での新しい遠隔教育

新型コロナウィルスによって私たちの生活が変わっていくなかで、子どもの教育もまたその変化の岐路に立たされています。

教科書とノートを使ったアナログな方法だけでなく、デジタルな最新テクノロジーを用いた学習も、積極的に教育現場に導入されていくことが予想されるでしょう。

そこで今回は、最新テクノロジーを使った教育の事例として、ゲームソフト「マインクラフト」による学習方法について確認していきます。

マインクラフトは今やただの人気ゲームではなく、子どもたちの教育を担うひとつの手段になっているのです。

この機会にマインクラフトがどのように教育現場に浸透しているのか、そして今後の教育にどのような影響を及ぼしていくのかを考えるきっかけとしてみてください。

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『マインクラフト』を教育現場に? アメリカの学校で広がる古くて新しいこころみ

ゲームを教育に活用する試みは、今更珍しいものでも新しいものでもない。

一昔前のニンテンドーDSの頃には問題集や漢字の書き取りのようなゲームが多く見られたし、ファミコンの頃にはすでに『さんすうあそび』という、計算問題を解くソフトがあった。
しかしこれらは問題を反復して解くことが主眼に置かれている。計算ドリルを説き続けることをゲームの中でやっているだけと言ってしまえば、別に大したものではない。

近年、まったく新しい発想でゲームを教育現場で活用しようとする試みがアメリカで広がりつつある。日本でも有名なゲーム『マインクラフト』を学校の授業で活用しようというものだ。
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