↓↓↓マイクロソフトの元会長ビル・ゲイツ氏は、氷水を被る装置を自作してしまいました。
↓↓↓ソフトバンクの孫正義氏はメディアの前で氷水を被り、氷入れやアヒルのジョウロの水もかぶっています。
ゲーミフィケーションと募金慣れ、SNS特化型のチャリティ
このチャレンジの注目すべき点は、チャリティ活動を民間や個人レベルでゲーム感覚で楽しみながら広げられると言う点にあります。氷水を被っている写真や動画をSNSに投稿し、次の挑戦者を指名するというのは、SNSの力を最大限発揮したチャリティ活動といえます。
氷水を被るというのは確かに過酷な挑戦ではありますが、挑戦そのものは簡単に出来ることです。さらに、今はアメリカや日本は夏ですので、氷水を被ると言う行為自体の抵抗感も少ないでしょう。何よりも、寄付の習慣がなかった人たちにまで、SNSのネットワークを通じてチャリティの輪が広がっていったことは十分に評価出来る活動です。
これは一種のチャリティモデルになり得ます。
今までは、SNSで「〇〇な人がいるので募金して下さい」に留まる募金活動でしたが、動画や写真の投稿をしながら友人を指名すると言うのは明らかにSNSに非常に特化したチャリティ活動と言っても良いでしょう。
氷水を被る以外にも、誰にでも出来るアクションと募金を秤に掛け、知人を指名すると言うのは非常に応用が効きます。そのまま同様に小売水を被っても良いのでしょうが、他には、日本流で青汁の一気飲みや一発芸を披露するか募金するかと言うやり方もありますね。
要は罰ゲームか募金かを迫ると言うだけなのですが、これが画像とSNSのネットワークが繋がる非常に効果的です。今回のような大規模なものにはならなくとも、動画や画像にインパクトがあれば容易に広がることが考えられます。ゲーム感覚での寄付が習慣化することで、長期的に見ても支援の必要な人々への手助けにもなるかもしれませんね。
「モリー先生との火曜日」ALS(筋萎縮性側索硬化症)に侵されながら、『時間があって幸せ』だと語る教師の物語
【関連ウェブサイト】
日本ALS協会 (日本における募金先)
Live Today For Tomorrow (ALSという疾患・治療に関するウェブサイト)
ALS Association (英語:米国での主な募金先)
ALS Hope Foundation (英語:病気の説明や支援活動)