潜水艦の能力に関する情報で最も重要なのが隠密性を左右する「雑音特性(静粛性)」と索敵能力に関わる「ソナー性能」であることは前回ご説明しました。しかし、潜水艦の能力に関する情報で重要なものはそれだけではありません。
次に重要なものとして挙げられるのが、「潜水可能深度」「水中速力」「水中行動時間」です。これは潜水艦の作戦能力を分ける重要なポイントで、これに関する情報が敵方に渡ると潜水艦の作戦行動に大きな支障をきたします。本記事ではその理由について、簡単に解説していきましょう。
そうりゅう型潜水艦が世界最高峰の通常動力型(原子力ではない)潜水艦として話題になっているが、その性能というのはどれほどのものなのだろう?
海自の潜水艦はその存在の重要性の割には、イージス艦や空母などの影に隠れイマイチ存在感がない。潜水艦なので海で存在感が全くないのは構わないのだが、陸の上・・・ひいては国民の心の中にも存在感が無いのは残念なことだったりする。
海自と言えば「イージス艦」ですが、そもそもイージス艦と言うのは米国が開発したシステムを使わせてもらっているだけで日本独自の兵器ではありません。しかし、海自のそうりゅう型は日本の技術を結集させた紛れも無く日本独自の最新兵器です。
本記事では、海上では最強のイージス艦ですら恐れる海自の最新型潜水艦について説明していきます。