いずも型護衛艦の性能と任務(後編):他の空母と何が違うのか?ひゅうが型とも比較してみる

護衛艦「ひゅうが」との違い

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(ひゅうが型護衛艦_JMSDF

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(いずも型護衛艦_JMSDF

いずも型護衛艦とひゅうが型護衛艦はそっくりですね。ぱっと見、大きさが少し違うということしかわかりません。

しかし、実はひゅうが型には対潜ミサイル対艦ミサイル、さらには魚雷発射装置まで搭載されており、高い戦闘能力を誇っています。いざ、戦闘になればひゅうが型は自身も戦う事が出来るのです。

一方、いずも型にはそういった戦闘能力は殆ど無く、撃てるのはミサイル迎撃用の小型ミサイルや魚雷を撹乱するデコイ程度です。その代わりに、陸戦部隊の輸送能力や友軍艦艇への補給能力を備えていて、いずも型は艦隊を指揮する中核艦でありながら積極的に友軍艦艇を支援する任務を行う事ができます。

ヘリ空母という分類で「空母」の内でもありますが、やはりどちらも「他国を攻撃できる航空部隊」を運用できる空母ではありません。

総括すると、
ひゅうが型は高い戦闘能力を持つヘリ母艦であり、いずも型は高い指揮・支援能力のあるヘリ母艦といえるでしょう。

単純に戦うヘリ空母として作られたのが「ひゅうが」で、それを支援に特化させたのが「いずも」と考えるのが良いかもしれませんね。