「しない理由」から「する理由」を考える
- 家族や恋人が大切だから
- パートナーが怖いから
- 社会的信頼を失うから
- 性的欲求をコントロール出来るから
- 人として間違っているから
以上5つがする理由ですが、単純にその逆を考えてみましょう。
- 家族や恋人がどうでも良くなったから
- パートナーが何も言わないから
- 社会的信頼を失う恐れがないから
- 欲求不満だから
- 間違っていると思えないから
随分と回り道をしましたが、要するにこれが「する原因」なのです。さらに具体的な例で言うと、
- 「家族や恋人を大切だと思えなくなった」「愛情を失ってしまった」「ギクシャクしていて上手くいかない」
- 「浮気や不倫をしてもパートナーは何も言わない」「文句は言わせない」「好きにさせてくれる」
- 「どうせバレない」「信頼を失っても良い」「そもそも信頼を失うと思っていない」
- 「パートナーが相手をしてくれない」「性的魅力を感じない」「欲求不満を解消する術がない」
- 「浮気や不倫は悪いことじゃない」「相手が傷つかなければやっても良い」
このような原因が重なり合ったところに魅力的な相手が現れれば浮気や不倫は起こります。
しかし、これらは全て防ぐことが出来るものです。
- 互いに信頼関係を築き緊密なコミュニケーションを取ること
- きちんと互いに自身の意思を伝えて抑止力を生むこと
- 社会的信頼は容易に失われるということを理解する(させる)こと
- パートナーの欲求解消を手助け(理解)する(させる)こと
- 倫理的な価値観を互いにきちんと確認すること
言うほど簡単ではありませんが、基本的には大半の人が少なくともどれか一つは出来ています。
例えば、
良好な家族関係を築いて、互いに大切に想い合う人もいるでしょう。
お互いに怒るべきことは怒り、ちょくちょく痴話喧嘩をしながら意思を確認している人もいるでしょう。
浮気や不倫のニュースでバッシングを受ける人を見るたびに、明日は我が身と気を引きしめる人もいるでしょう。
パートナーのちょっとエッチな趣味に目を瞑ったり、疲れていても要求に応えてあげることでパートナーが欲求不満にならないようにしている人もいるでしょう。
そして、「どんな理由があっても間違っていることはしない」という信念を持って生活している人もいるはずです。
千差万別の理由があれど、今のところ何も問題がないのであれば、そこには必ず「しない理由」があるものです。「自分たちだけは大丈夫」だと思う前に、ちゃんと「しない理由」があるかどうかを確認してみると良いでしょう。
確認してみた結果、「浮気や不倫をしない理由」が「出会いがないから」というだけなら、その関係はこのままだと上手くいかない危険性をはらんでいます。これを機に、お互いの関係を見つめなおしてみると良いかもしれませんね。