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ゲームをする人工知能、チェスから囲碁、ポーカーからRTSまでプレイできるように

IBM開発のスーパーコンピューター「ディープブルー」が当時のチェス世界チャンピオンに勝利したのはちょうど20年前の1997年。それに続いて開発されたIBMの人工知能「ワトソン」は2011年、人間相手のクイズ対決を制しています。

そして2017年5月、囲碁AI「AlphaGo」がフューチャー碁サミットにて人類最強とまで謳われた棋士を下しました。

この20年の間、人工知能はゲームという舞台で人間に対する優越性をまざまざと見せつけてきたのです。ゲームをプレイすることを覚えた人工知能は、これからどこへ向かうのでしょうか?

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人工知能に仕事を奪われる人ほどスキルを習得したがらない

AIが人間の雇用を奪うとする「技術失業」に関する議論がこの数年で活発になっています。論調は研究者によってさまざまで、ほとんど全ての仕事がAIとオートメーションに取って代わられるとするものから、それほど大した影響はないとするものまで百家争鳴の様相を呈しています。

今後どうなるかについては確かにかなりの不確かさがあります。しかし、今後は人間の仕事にAIが深くまで浸透してくることは確かでしょう。そしてAIの普及は経済的にも大きなインパクトとなることが予想され、これからの経済戦略を考える上で外せないピースとなっています。

AIと雇用について、今後日本では何が課題となってくるのか、本記事ではそれを見ていきます。

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完全自動走行を実現した無人運転車にはどんなものがある?「Waymo・EASYMILE・NAVYA」

無人運転車は完全自動走行を実現した未来の車です。しかし、具体的にどんな無人運転車が存在するのでしょうか。実際に走っていると言われても、地域が限られているので具体的なイメージが湧きません。

そこで、実用レベルの自動運転車を開発している4つの企業「EasyMile」「NAVYA(ナビヤ)」「Waymo」の自動運転車をご紹介します。全て海外のメーカーですが、日本で走る無人運転車を作っているメーカーも含まれているので、これからはどこかで目にするかもしれません。

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無人運転車はどこまで来てる? 自動運転車の最終形態

自動運転車の技術開発が進み、今では車が障害物の前で勝手に止まることも道路に沿って勝手にハンドルを切ることも当たり前になってきました。いずれは運転手が必要なくなると言われているものの、完全に運転手が関与しない自動運転車は現時点では市販されていません。

だからといって運転手の要らない自動運転車が存在しないわけではなく、既に運転手が必要ない車は公道を走るようになっています。中でも、運転席が存在せず無人で走行するものを「無人運転車」と呼びます。これはある意味では、究極の自動運転車とも言えるものです。現代の無人運転車はどの程度のレベルに達しているのでしょうか。

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量子コンピューターの種類と原理を簡単解説、似ているようで違う2つのしくみ

「量子コンピューターが実用化された」なんてニュースが流れたら、コンピューターに少し詳しい人なら私達が使っている暗号通信が解読されないか心配になるかもしれません。従来のコンピューターより遥かに優れた計算能力を持つ量子コンピューターによって通信が丸裸になれば、量子コンピューターを運用する国家によって情報社会が支配されてしまうことだってあり得ます。

ところが、量子コンピューターが本当に実用化されたにも関わらず、そんな心配は一切されていません。実は、量子コンピューターは量子コンピューターでも、その種類が大きく異なることが原因でした。

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脳型コンピューターとは? 人工知能と親和性の高い新しいしくみ

ディープラーニングが注目されるようになり、それと同時に脳を参考にしたニューラルネットワークにも関心が集まるようになりました。しかし、ここで言う「ニューラルネットワーク」はあくまでプログラムや学習システムの構造を意味する言葉で、コンピューターのCPUに使われる回路を示すものではありません。

しかし、人間の脳を電子的なネットワークと捉えるのであれば、プログラム上でそれを再現するのではく計算回路そのもので再現するアプローチもあるはずです。ここでは、ハードウェアの面から脳の構造を利用しようとする「脳型コンピューター」について、簡単に概要のみご説明します。

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「自然」はどこまで「自然」? 遺伝子操作が変える環境保護のあり方

野生の草木や野生の動物など、人間の手を借りなくてもそこにある生物だけで生態系が維持されている環境をわたしたちは「自然のもの」と呼んでいます。

ここでもし人間が「作り出した」生物が生態系に入り込んで増えていき、野生の動植物と混ざり合って維持管理に一役買ったとしたならば、それはどこまで「自然のもの」だと言えるのでしょうか? 

シンセティック環境保護(Synthetic Conservation)という考え方が普及すれば、「自然」の意味が変わってくる未来があるのかもしれません。

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波力発電はバラエティに富んでいた!意外性のある変わった発電のしくみ-発電技術(2)

波力発電という発電方法があります。海の「波の力」を利用して発電するのですが、波の力をどう利用するのかイメージが掴めるでしょうか?潮の満ち引きを利用する「潮力発電」や海流を利用する「海流発電」とは違います。「波の力」ですので、潮の満ち引きで水位が変わるわけでもなければ、海流のように一定方向に進む水の流れがあるわけでもありません。波というのは水の振動です。単なる水の振動をどうやってエネルギーに変えるのでしょう?

実は、水力発電が水流で水車を回すだけなのに対し、「波力発電」の発電方法は非常にバラエティに富んでいます。波力発電とは一体どんな発電方法なのか、その仕組みと合わせて簡単にご紹介していきましょう。

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ダムと水力発電に隠された意外な工夫の数々、魚達のために作られた魚道-発電技術(1)

再生可能な自然エネルギーを使った発電方法は幾つかありますが、その中で最も古くから使われている方法が「水を使った発電」です。ダムを使った水力発電は原理もシンプルで分かりやすく、今でも世界中で使われています。

非常にシンプルな仕組みに見える水力発電ですが、環境を破壊しないようにしつつ効率よくエネルギーを得るための工夫がなされていることはあまり知られていません。水力発電に用いられている意外な工夫について解説していきましょう。

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スモールデータとは?機械の得意なビッグデータとは大きく異なる人間の領域

ビッグデータというワードがあちこちに聞かれるようなりましたが、そこで当然「ビッグがあるならスモールもあるの?」と思うようになります。スモールデータというワードは存在しますが、意外と知られていません。しかし、これは意外と人間にとって大切になってくる領域です。

ビッグデータで扱われるような膨大な情報の取り扱いには機械や人工知能の助けが必須です。一方、スモールデータを効果的に活用する能力は機械にはありません。あったとしてもビッグデータをベースにした情報活用に過ぎず、人間のスモールデータの活用能力には遠く及ばないのです。そこで、そんなスモールデータデータについて簡単に解説していきます。

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