今の社会生活はテクノロジーなしには考えられません。それはとりもなおさず、テクノロジーを活用する下地にあるハードウェアとソフトウェアが狂いなく動作してくれることが前提になって社会が成り立っているということです。
そんな現代社会を裏方から支える職業として、バグハンターという人々が存在感を増しています。本記事ではバグハンターとは何かについての解説、さらにバグハンターの「入門ツール」の紹介、そしてバグハンターが直面する大きな課題について見ていきます。
人工知能の技術が飛躍的に進歩し、スマホに搭載されるアシスタントから乗り物の自動運転に至るまで様々な分野で人工知能が使われています。しかし、あまりにもあらゆる場所で人工知能が使われるようになるにつれて、「人工知能ってそもそもなんだ?」という疑問が湧いてきます。
人間の問いかけに答えてくれるSiriやCortanaはかなり人工知能っぽいですが、自動運転や家電に搭載されているような人工知能はいまいち人工知能というイメージが湧きません。また、チェスや囲碁の人工知能などは人工知能の技術力を表す指標として考えられることもありますが、果たしてこれらの人工知能は同じ「人工知能」なのでしょうか? 本記事では、そんな素朴な疑問について考えて行きましょう。
家電量販店や通販サイトでパソコンの性能を見る時、こう思ったことはないだろうか。
「メモリが4ギガバイト、ストレージが750ギガバイト。同じギガバイトの単位で表される性能がどうして別々に2種類あるのだろう?」
ストレージは最近ではギガバイトより上のテラバイトに届くものも多くなってきたが、バイトとはつまりデータの大きさの単位。パソコンの性能を表す時は、保存しておけるデータの量と考えて差し支えない。
しかしそう考えると疑問は深まる。メモリの数字もハードディスクの容量も保存できるデータの量を表しているなら、どうして分ける必要があるのだろうか。
その答えは、メモリとストレージの機能の違いにある。基本的には同じ「データの倉庫」であるメモリとストレージだが、パソコン内で果たしている機能と、何よりその仕組みには大きな隔たりがあるのだ。
DARPA(米国国防省国防高等研究計画局)が日本円にして50億円以上の支援をし、自身も巨額の予算を投入して遂にIBMが商用レベルのニューロコンピューティングチップ「TrueNorth」の開発に成功した。
数年前よりIBMは、「SyNAPSE」と呼ばれる人間の脳の構造を模倣したチップの開発を進めており、世界で最も進んだニューロコンピューターの開発に成功していたが、商用レベルにはとてもではない到達していなかった。それが、百万個の「デジタル・ニューロン」と2億個千万個の「デジタル・シナプス」を用いることによって、遂に商用レベルで大量生産が可能なチップが完成した。「TrueNorth」は、その商品名となります。
しかし、人間の脳に比べて圧倒的に正確で高速な計算力を持つ今のコンピューターに対して、脳を模したニューロコンピューターチップの何が今までと違うのか?さらに、このチップの登場により、私達の生活はどう変わっていくのだろう?