電子書籍で始まる新しい読書習慣、雑食読みと平行読み

電子書籍による「簡単な書籍の切り替え」が現代風の読書になる

電子書籍は、簡単に読んでいる書籍を切り替えられる環境を形成しました。これからの読書はこの環境を活用して、積極的に読む本を切り替えていくことがひとつのキーポイントになります。

各電子書籍サービスでは読んだ本をもとにお勧めを表示したり、関連書籍を紹介したりといったことも行われています。次に読む本を簡単に発見できるようになっているため、書籍の切り替えは誰でも簡単にできるものとなるでしょう。

例えるならYouTubeで動画を見るように、ワンタップで閲覧し、また次の動画に移動していく形が、書籍の世界でも始まっているのです。

もちろん本1冊の重みは変わらないため、面白い本はじっくりと読み進めて、繰り返し楽しむこともできます。そのため電子書籍によって新しい読書形式が誕生したことは、単純に読書方法の幅が広がったことになるのです。

書籍という長い歴史を持つ存在が、新しい進化を遂げた結果だと言えるでしょう。今回紹介した2つの読書習慣は、電子書籍の特性から考えられる方法の一部に過ぎません。

新しい読書習慣は、これから電子書籍を使っていくひとりひとりが自ら考えて、生み出していけるものなのです。

この機会に自分の生活に合った新しい読書習慣を考えて、電子書籍から多くの利益を引き出してみてはいかがでしょうか。