遺伝子のSNSが犯罪捜査に活用される!遺伝子系図サイトで見知らぬ親戚を見つけ出せるように

2018年になって、過去の未解決事件がいくつも解決されています。

代表的な例は1970年代にアメリカで起きたゴールデン・ステート・キラー事件。これを皮切りに、数か月の間で長らく未解決だった凶悪事件が次々に解決されてきました。

これをもたらしたのは警察の捜査技術に起きたイノベーション……ではなく、遺伝子系図サイトという、ごく一部の愛好家に向けた趣味の民間ウェブサイト。

もともと警察とは縁もゆかりもなかった遺伝子系図サイトは、今では犯罪捜査の未来を創るとまで言われています。この記事では、遺伝子系図サイトが注目されるようになった経緯、従来の犯罪捜査手法から見た意義を解説していきます。

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未成年の異常犯罪はなぜ起こる? 「絶歌」を書いた猟奇殺人の酒鬼薔薇聖斗や佐世保事件から学ぶべきもの

2015年6月11日、1997年に神戸連続児童殺傷事件(通称、酒鬼薔薇聖斗事件)を起こした少年Aが執筆した手記「絶歌」が発売され、大きな話題となりました。

酒鬼薔薇聖斗事件は、児童を次々に殺傷し遺体を解体するその手口から極めて残虐な事件として人々の記憶に残り、この手記を発表した少年Aが発表を「自己救済」のためだとしており、印税の使途なども不明で、被害者家族などからは激しい批判を浴びています。

しかし、この少年Aの行為を安易に批判するのは難しいかもしれません。少年犯罪というのは、当時14歳だった少年一人に責任の全てを被せることは出来ないからです。

何故、こんな事件が起こってしまったのか?
酒鬼薔薇聖斗事件や2014年に起こった佐世保女子高生殺人事件からその教訓を見つけ出していきたいと思います。

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未成年の猟奇殺人、佐世保事件と過去の未成年殺人を比較する(後編)

※本記事は、未成年の猟奇殺人、佐世保事件と過去の未成年殺人を比較する【前編】の続きとなる、後編にあたる記事です。

佐世保女子高生殺人事件は、過去の未成年による猟奇殺人事件と多くの共通点がありました。

前編では、「酒鬼薔薇聖斗事件」や「会津若松母親殺害事件」で、遺体をバラバラにしているという点に着目し、犯行に至るまでの過程、犯人の性格などで多くの共通点があることが分かりました。

後編にあたる本記事では、この佐世保女子高生殺人事件が、快楽殺人であるという点や十代の少女によって行われているという点に着目し、比較していきたいと思います。

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未成年の猟奇殺人、佐世保事件と過去の未成年殺人を比較する(前編)

佐世保で起きた女子高生によるバラバラ殺人。犯人の女生徒は、仲の良かった友人を絞殺し、死後に首や手を切断した事件。殺害の際、怨恨や金銭、口封じなどの明確な目的は無く、純粋に「殺害すること」が目的である快楽殺人であると見られている。

加害者の女生徒に関する報道は数多くあるが、事件の全貌は未だ明らかになっていない。

近年稀に見る未成年による非常に猟奇的な殺人事件ではあるが、過去にも同様の未成年の猟奇殺人は存在していた。世界的に治安の良いとされる日本で起きた未成年による猟奇殺人をここ20年前後でピックアップして、今回の事件と比較してみたい。

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