新たなエボラウイルス検査キットが開発された!妊娠検査薬並みの簡便さでエボラの有無を確かめられる

西アフリカでは相変わらずエボラ出血熱が猛威を振るっている。

被害は一万人を越え、留まる様子もなく、西アフリカの三国は壊滅的な被害になっている。ワクチンの開発は進んでいるが、まだ完成しておらず、量産体制も整っていない。そんな状況で、エボラの流行を止める鍵は感染者の早期発見と隔離にある。

確実に感染者を隔離するために、米軍などが現地入りして現地の治安部隊に対する教育を進めているが、早期発見の方はまだ課題が残っていた。そこで、米国のCorgenix社とドイツのSenova社が名乗りを挙げ、簡便な検査キットを開発した。

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「ナノパス」や「Stratis」が生まれ、注射針の世界が変わる。無針注射器やペン型注射器の台頭

注射器といえば、看護師が患者の腕をペシペシ叩きながら血管を探してプスリとやるものだと思っていませんか?

確かに静脈注射が必要な場合はそうです。ですが採血でも無い限り、予防接種などのケースでは静脈注射は必要ありません。そう言う場合は、痛みの少ない肩などにプスリとやることが殆どです。しかし、実は最近では様々な注射器が開発されてきて、より安全に簡単に注射ができるようになっています。

ひとつはペン型注射針「ナノパス」。人間の痛点より針の直径が小さく、上手く刺されば全く痛みを感じません。

そしてもう一つが無針注射器「Stratis」。ジェットインジェクターのことですが、かつては鉄砲注射と呼ばれ、神経を傷つけるとされて無くなってしまいました。ところが、この度新しくてより安全なタイプが開発され、普及し始めています。

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PRP療法とは? 美容や怪我の治療に高い効果。自然治癒力を強化する新たな医療

自然治癒力の強化・・・SF作品などで時々出てくるような医療技術が現実になり、すでに様々な場面で使われるようになっています。

PRP療法(多血小板血漿注入)と呼ばれる手法で、最近ではスポーツ選手の怪我の治療や美容、アンチエイジングなどに使われていますが、スポーツと美容では全く違う分野の話ですが、細胞が本来持っている治癒力や再生力では十分に望む効果を得られないと言う点では同じです。

田中将大投手やスポーツ選手の筋肉や靭帯の損傷も、女性の肌あれやシワも・・・細胞が本来持っている回復力が十分に機能しなくなることが原因であるという点で同じ問題を抱えているのです。

それらを改善するPRP療法とは一体どんな治療法なのでしょう?

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トミー・ジョン手術(側副靱帯再建手術)とは? 骨に穴を開けて靭帯を通す、驚きの内容

トミー・ジョン手術というのをご存知でしょうか?

最近では、藤川球児投手や松坂大輔投手が施術を受けて有名になりました。一時期は田中将大投手も手術を受けるのではないかと噂されたが、PRP療法という自己治癒力を強化する療法によっては回復したようです。

手術後、球速が早くなると言われており、既にアメリカではかなり頻繁に行われるようになりました。ダルビッシュ投手曰く、「虫歯治すみたいな感じ」と言うほど軽い感覚で行われるようになっていますが、手術自体は虫歯を治すほど簡単なものではありません。

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ALS(筋萎縮性側索硬化症)、「意識はそのままで身体が動かなくなる」病と氷水を被るチャリティ活動

最近、アイスバケットチャレンジ(Ice  Bucket Challenge)と言う、「頭から氷水を被る」か「100ドル(1万円)募金する」かを選ぶ活動が、ALS(筋萎縮性側索硬化症、別名ルー・ゲーリック病)のチャリティ活動の一巻として、SNSなどを通じて広がりつつあります。すでにビル・ゲイツ、マーク・ザッカーバーグ、孫正義、山中伸弥、浜崎あゆみと言った著名人達が参加していることでも有名です。

ALSと言うのは、中国の指導者である毛沢東や病名の由来となった米国の殿堂入りメジャーリーガーのルー・ゲーリックの死因でもあります。車いすの天才物理学者としても知られるスティーヴン・ホーキングが患っている病気であることでも有名でしょう。テレビや映画で話題になった「宇宙兄弟」でも、ALSの治療法を見つけるために宇宙飛行士になった女性飛行士などが登場しています。今年放送されたドラマ「僕のいた時間」でも、この病気が取り上げられています。

アイスバケットチャレンジチャレンジと言うのは、最近増えてきたチャリティ活動の一つです。今回の方式では、挑戦者が次の挑戦者を選んでから、氷水を被るか募金をします。狙いは募金ですが、お金がなければ氷水を被るという視覚的にインパクトのある挑戦を行い、次の挑戦者へと受け継がれます。もちろん、両方することも出来ます。

本記事ではアイスバケットチャレンジが世界中に広がっていった過程とALSと言う病気について簡単に説明していこうと思います。

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自閉症にまつわる誤解を解く。先天性の発達障害、父親の高齢化と遺伝子異常

「社会性・対人障害」、「言語・コミュニケーション障害」、「反復行動・異様な執着」などが症状の特徴として現れる自閉症ですが、今まで原因も症状に関しても良く分かっておらず、様々な俗説に溢れていました。

「自分の殻に閉じこもった人」「冷蔵庫マザーに育てられた、愛情の足りない子供」「うつ病や統合失調症の一種」などなど、おそらく同じような誤解をしている人は少なくはないはずです。しかし、これらは全て間違いで、自閉症と言うのはうつ病や統合失調症などとは違い、後天的に発症するものではありません。

ここ数年の研究で広く支持される様になりましたが、自閉症は生まれた時から持っている先天性の障害なのです。

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しゃっくりの原理と実用的な止め方や予防、実はしゃっくりはくしゃみの親戚だった

不意に始まるしゃっくり。呼吸が妨げられ、会話がままならなくなる上に、奇妙な音が出るせいでみっともない。

一人でいる時ならまだしも、人前でしゃっくりが始まると非常に恥ずかしく、かなり不愉快な生理現象です。しかも、誰にでも起こり得る上に簡単には止まりません。しかし、しゃっくりの原理や原因を知ることで、しゃっくりを予防することや簡単に止めることが出来るようになります。

まず、しゃっくりは横隔膜の痙攣と言われていますが、その大本は脳の延髄が送る信号にありました。つまり、しゃっくりを止めるためには、脳に対して何らかの刺激を送る必要があったのです。しゃっくりの原理と共に、詳しく説明していきます。

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盲腸は切っちゃダメ?要らない子と呼ばれた虫垂の大切な役割

虫垂炎、通称盲腸として知られている病気だが、機能的に要らないとされていた虫垂の疾患であったため、今までは切り取ってしまうのが一般的であった。

それが、21世紀初頭の研究で、「もしかしたら必要かもしれない」と言う所までは分かっていたが、それがどのくらい重要なのかが分かっておらず、健康な虫垂を他の手術のついでに切り取る様な事は減ったものの、「無いよりはマシ程度なら、邪魔になったら取れば良い」と言う全体の風潮は変わらなかった。

しかし、今年4月の大阪大学の研究で、虫垂が人体にとって確実に必要な組織であり、さらに切り取ることで別の疾患を引き起こしやすくなることが明らかになった。

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