北朝鮮の弾道ミサイル開発の影響で、一般向け核シェルターの需要が急増しているそうです。確かに、政府は作ってくれないし、頑丈な建物や地下に逃げろと言われても近くに無い。それなら「マイ核シェルター」を作ってしまえば良いじゃない!
となるのも、頷けます。しかし、マイ核シェルターを作るにはそれなりのコストと空間が必要なのでお金に余裕がある人しか作れませんし、何よりも「なんか大げさ」「意味あるの?」なんて声も聞こえてきます。そこで、現代の一般向け核シェルターの存在意義と意外な使い道について調査しました。
「ミサイル防衛は税金の無駄」「スタンダード・ミサイルではテポドンを落とせない」なんて言われることがあります。高額な研究資金がつぎ込まれる「弾道ミサイル防衛」には様々な批判がつきまといます。ミサイル防衛について、「どんな批判があるのか」「何故そんな批判をされるのか」「その批判は正しいのか」について、これから詳しく解説していきましょう。
北朝鮮がミサイルを発射する度に弾道弾迎撃ミサイルである「パトリオット(PAC-3)」「スタンダード・ミサイル(SM-3)」が話題になります。しかし、軍事に詳しい人でも無い限り、その具体的な違いなんて分かりません。テレビでミサイル防衛の戦略を説明されても極めて簡潔な内容でしなく、「へえ、そうなんだ」で終わってしまって何故そのような戦略になっているのかが分かりません。
また、ミサイル防衛には批判的な意見も多く、本当に今の技術で守れるのかどうかも不安が残ります。そこで、軍事についてよく知らないような方にも簡単に分かるように、弾道ミサイル防衛のしくみについてご説明していきましょう。